Pro Tools 講座 - はじめよう 第4回 - Playback Engine & Hardware

AVID Pro Tools 講座 - 「はじめに」編 第4回
本日の講座テーマ : Download & Install
講座作成日 : 2024年03月27日
講座作成に使用したコンピュータ環境
Apple MAC Studio M1 Max, 32GB (2022)
13.6.4 Ventura
Pro Tools Ultimate 2024.03
Mac OSは英語に設定されています。Pro Tools も英語で進めます。
Playback Engine, Hardware
本日のテーマは、Pro Tools を運用するための基礎の一つである Playback Engine と Hardware についてご説明します。
Hardware
Hardware(ハードウェア)は、現在 Pro Tools に接続されているオーディオインターフェースを指します。
Pro Tools と連携したインターフェースでない場合、このような形で該当プログラムの Setup プログラムを開けるように設定されます。
Pro Tools と連携して使用できるインターフェースは、このようにそれぞれの設定ウィンドウを確認することができます。
私たちは AVID Pro Tools - Carbon を使用しているため、このように Carbon のインターフェース設定ウィンドウを確認することができます。
Pro Tools Carbon インターフェースの場合、モニター設定やイン・アウトの設定などが表示されています。
Playback Engine
Playback Engine は、使用するオーディオインターフェースを選択し、Buffer Size やその他のオプションを設定できる項目です。
そのため、正常な状態であれば Hardware よりも先に気にかけるべきメニューになります。
メニューは直感的ですが、簡単にご説明します。
Playback Engine : Pro Tools が使用するオーディオドライバーです。一部のシーケンサーは入力と出力を別々に設定できる場合もありますが、Pro Tools では現在そのような使い方はできません。
H/W Buffer Size : ハードウェアの Buffer Size で、数値が小さいほどレイテンシーが低くなります。Pro Tools Carbon は DSP を搭載しているため、録音の有無にかかわらず常に高いサンプル数を維持しても問題ありません。
Optimizations
Ignore Errors During Playback/Records for
エラーが発生した場合に録音・再生を停止するか、強制的に続行するかを設定するメニューです。ワンテイクのみ行える重要な作業(例えばライブ収録など)であれば Main Playback Engine でもオンにしておく方が良いですが、そうでない場合は停止して録り直す方が良いでしょう。(スタジオ作業など)
AUX I/O は他の入出力を使用できるようにする Pro Tools の仮想ドライバー/入出力端子で、どうせ Loopback などの用途で使うことになるので、オンにしておくことをお勧めします。
Dynamic Plug-in Processing
プラグイン使用時に実際に動作しているときだけ処理を行う、コンピューターのリソースを効率的に使えるようにするオプションです。オンにしておくことを推奨します。
Optimize Perfomance at Low Buffer Sizes
上記で設定した H/W Buffer Size を小さくした際に、プラグインの使用を少しでもサポートするオプションです。
Limit Number of Real-Time Threads
CPU の動作を制限するための設定ですが、特にオンにする必要はないでしょう。
Disk Playback
Cache Size : メモリをより多く使うか、ディスクをより多く使うかの設定ですが、HDD を使用しているのでなければ Normal でも十分です。
注意すべき点
特別に重大な部分というわけではありませんが、Pro Tools を正常に動作させるためには、正しい Playback Engine を設定して作業を進める必要があります。
初心者の方の中には「なぜ音が出ないの?」というお悩みをお持ちの方がとても多いです。
このように、実際のオーディオインターフェースのほかに、HDMI などで接続されたモニター、ウェブカメラ、仮想オーディオドライバーなど、非常に多くの項目が表示されることがありますので、正しいインターフェースを必ず選択するようにしてください。
おわりに
次回は Pro Tools の基本設定についてご説明します。
ありがとうございました。